映画「ビリギャル」と「ロッキー」の関連性
みなさんは映画「ビリギャル」をご存じでしょうか?
主人公は学年最下位のゴミのような偏差値のギャル。このギャルが偏差値をめちゃめちゃに上げて慶応大学に現役で合格する!という有村架純主演のノンフィクション小説原作の実写映画です。
一方、名作「ロッキー」はご存じでしょうか?
誰しもがこの映画の例の曲をどこかしらで耳にしたことがあるでしょう。スタローンの超名作ボクシング映画です。観たことがなくとも「エイドリア~ン!!!!」のシーンくらいはなんとなく知っている方が日本だけで総人口1億2千万人は固いと思われます。
例の曲
この一見まるで共通点がなさそうな二つの映画、実は…
共通点が無いんです。
マジで関係の無い映画です。
しかし、問題ありません。今から僕が皆様にこの二つの映画をこじつけで共通点を見いだし、プレゼンいたしましょう。
共通点1 境遇
ビリギャルの主人公さやかは学年ビリで教師たちから見放され、学校の膿のような存在でした。
そしてロッキーもはじめは芽のでないボクサーであり、借金の取り立てをする、街で燻る残念な男でした。
どうでしょう?もうお分かりでしょうか、ビリギャルはロッキーであるといっても過言ではありません。
さらにビリギャルさやかは塾の先生に慶応大学への挑戦を提案されます。
ロッキーはというと、チャンピオンであるアポロが面白さ重視で名の無いボクサー「イタリアの種馬 ロッキー・バルボア」へ挑戦権を与えるのです。
共通点2 特訓
ビリギャルさやかは慶応大学合格を目指し、塾に通いまくります。ロッキーはどうでしょう?ジムに通いまくって特訓です。
さらにビリギャルには伊藤淳史演じる塾の先生が見事なコーチでビリギャルをあっという間に中学英語修得ギャルにまで育て上げます。真剣に観てないので塾の先生の名前は忘れました。
ロッキーはと言うと、名コーチ ミッキーがロッキーの素質を見いだして特訓します。
思い返してみればギャルが英単語を覚えてるシーンとロッキーがサンドバッグをタコ殴りにしているシーンがガッチガチにリンクしています。
共通点3 走る
ビリギャルは人称代名詞をぶつぶつ呟きながら自転車で川原を走ります。
ロッキーは街中をコンバースを履いて走ります。
なんか似てる感じがします。
共通点4 勝利
ビリギャルはなんか第一志望っぽい学部で失敗します。しかし小論文で良い感じになって受かんなそうなとこに受かって慶応合格という勝利を勝ち取ります。
ロッキーはチャンピオンアポロに判定負けしますが、エイドリアンとの約束通り最終ラウンドまで戦い抜きます。これがロッキーにとっての勝利です。
完全に一致です。もはや間違いないです。ビリギャルはロッキーだったのです!
以上。みなさま納得しましたでしょうか。
そう、学年ビリのギャルが私学の最高峰へ挑む!という挑戦は、ロッキーで描かれている「アメリカンドリーム」を体現していると言って他ならないのです!スゴい!