俺達のアカデミー賞2015
アカデミー賞も出揃ったところで、惜しくもノミネートすらされなかった2015年の作品を中心にスポットを当てて新しい賞枠を設けてみました。
それでは、発表します。
- サメ賞
「シャークネード エクストリームミッション」よりシャークネードのサメ!
大人気シリーズ3作目の今作ではシャークネードが襲来しまくりました。さらに世にも珍しいサメジェットコースターを見せてくれるなどお茶目な一面も受賞の決め手となりました。惜しくも受賞を逃したノミニーの「トリプルへッドジョーズ」や「メガシャークvsグレートタイタン」のメガシャークに数で差を付けた結果と言えるでしょう。
- 犬賞
「ジョンウィック」の犬!
序盤で死んでしまうも、この犬の死によってキアヌリーブスを覚醒させ膨大な数の死人を出した功績、そして物語終盤でキアヌが新しい犬をゲットし「犬は別になんでもいいんか~い!」という同情票を多く獲得し、愛嬌のあるキングスマンの犬に大きな差をつけ文句なしの受賞です!
- 燃料賞
「ゾンビマックス 怒りのデス・ゾンビ」のゾンビ!
この作品ではゾンビが可燃性のため、荒廃した世界で車の燃料になります。
この作品のゾンビが燃料になるというアイデアの秀逸さでアカデミー賞で6冠となった「マッドマックス 怒りのデスロード」よりノミネートされたウォーボーイズのハイオク燃料であるマックスに勝利し、賞を勝ち取りました。
- チェーンソー賞
「シャークネード エクストリームミッション」がまさかの二冠です!今作品では国から授与された黄金のチェーンソーや、ライトセーバーならぬライトチェーンソーが登場し、サメにチェーンソーが有効であるという事を前作以上に感じとることができる事を受け、賞に輝きました。
- ババア賞
「ヴィジット」のババア!
別荘にいたババアはババアを感じさせない超アグレッシブな動きを見せた他、孫のかくれんぼに乱入しラストで尻丸出しになるシーンではホラー映画にも関わらず場内が爆笑に包まれました。
惜しくも受賞を逃した「マッドマックス 怒りのデスロード」のババア軍団もババアの強さを世界に知らしめました。また今回最有力と言われた「ジュラシックワールド」で1作目より感動の再登場を果たしたメスのティーレックスはおそらくババアでしたが、その老いを感じさせない姿から、このババアを称える賞では栄冠に輝くことはできませんでした。
- ギャングスタ賞
「チャッピー」よりチャッピー!
純粋無垢な人工知能チャッピーが立派なギャングスタになる様を見た誰もがギャングスタの歩き方をしたくなります。
アカデミー賞脚本賞にノミネートされた実話に基づいた映画「ストレイトアウタコンプトン」のシュグは映画撮影中に撮影現場に本人が登場し、人を轢き殺したという劇中よりイカれたエピソードが生まれてしまったため受賞に及びませんでした。
- デブ賞
「ジュラシックワールド」で逃げ遅れてインドミナスレックスに食われたデブ!
緊急時にデブは死ぬということを世界に知らしめた功績を称え悲願の受賞!「TED2」の尻にクッキーをスローイングされた盲目のデブは、その間抜けさから受賞を手にすることはできませんでした。
- マッドデイモン賞
「ブラック・スキャンダル」よりジェシー・プレモンス!
メイクで禿げたジョニー・デップを観た観客に「もしかして特殊メイクで若干肉付きがよくなったマッドデイモン?」と一瞬疑問に思わせるなど、かなりのマッドデイモン感を出し文句なしの受賞です。このジェシー・プレモンスは「すべての美しい馬」という映画でマッドデイモンの子供時代を演じていたり、そのマッドデイモンに似ている度はお墨付きです。他のノミニーの、アカデミー賞の集計を行っているPWCという会社のカリナンさんはその知名度の低さから受賞を逃しました。
いかがでしたでしょうか?
それではみなさん今年もたくさん映画を観ていきましょう。
by shamaism